住友商事グループ 新卒採用

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住友の歴史

「総合商社グループ」というと、多岐にわたる事業や会社の数に目がいき、
そのグループならではの“らしさ”が少しわかりづらく感じられるかもしれません。
ですが、住友商事グループ、そしてグループ各社の仕事の根底には、
400年間脈々と受け継がれる「事業精神」や「想い」が流れています。
私たちを理解していただくきっかけとして、まずはそんな“住友の歴史”をご紹介します。

400年間、守り抜いてきた志

さかのぼること約400年。当時江戸時代だった日本は、世界有数の銅生産国でした。その産銅の約1/4を支えていたのが現在の住友商事のもととなる泉屋。驚くべきことに、すでにこの頃「住友の事業精神」の基礎ができあがっていました。その基礎とは、創業者である住友政友が商人の心得を説いた「文殊院旨意書」。「商売は言うまでもなく、人として全てのことに心を込めて励むこと」という冒頭からはじまるこの文書には、正直・慎重・確実な商売の心得が説かれていました。

この「文殊院旨意書」を何代にもわたって磨き続けたもの、それが「住友の事業精神」です。「住友の事業精神」は「営業の要旨」としてまとめられ、現在に引き継がれています。

営業の要旨(口語訳)

第一条
わが営業は、信用を重んじ確実を根本理念とし、これにより住友が盤石に、ますます栄えるようにしたい。

第二条
わが営業は、時代の移り変わり、財貨運用の損得を考えて、拡張したり縮小したり、起業したり廃業したりするのであるが、いやしくも目先の利益に走り、軽々しく進んではいけない。

何よりも信用を重んじること。時代と社会の変化に合わせて、素早く、柔軟に対応できる企業であること。目先の利益に心を奪われ、軽率な行いは決してしないこと。これが住友商事グループ共通の理念となっています。

すべては、社会と国のために

「営業の要旨」のほかにも、「住友の事業精神」を伝える言葉があります。

自利利他公私一如

住友の事業は、自身を利するだけでなく、国家と社会にも利益を与えられるものでなければならない

企画の遠大性

将来を見据え、国家と社会全体の利益を俯瞰的に捉えて事業を行わなければならない

事業は人なり

住友で働く人だけでなく、事業を支えてくれる社会のすべての人を大切にしなければならない

国の経済を支えた銅山経営から始まった住友の事業。だからこそ、私たちの事業精神には、自分たちの利益だけでなく、社会や国、関わる人全てに利益となる商いをすべしという強い想いが込められています。

江戸時代、画期的な銅の精製技術を独占せず公開することで大阪を日本一の産銅の街へと導いたこと。100年も前から、近代化にともなう公害発生の解消に行政よりも熱心に取り組み、現在のCSRのはしりとなる植林事業を開始したこと。そして現在、住友商事グループとして、世界のいたるところで国づくり、街づくりをあらゆる分野から支えていること。時代によりかたちを変えながらも、“住友の歴史”は体現され続けています。

住友商事グループの経営理念・行動指針

目指すべき企業像

私たちは、常に変化を先取りして新たな価値を創造し、広く社会に貢献するグローバルな企業グループを目指します。

経営理念

<企業使命>健全な事業活動を通じて豊かさと夢を実現する。

<経営姿勢>人間尊重を基本とし、信用を重んじ確実を旨とする。

<企業文化>活力に溢れ、革新を生み出す企業風土を醸成する。

行動指針

  • 住友の事業精神のもと、経営理念に従い、誠実に行動する。
  • 法と規則を守り、高潔な倫理を保持する。
  • 透明性を重視し、情報開示を積極的に行う。
  • 地球環境の保全に十分配慮する。
  • 良き企業市民として社会に貢献する。
  • 円滑なコミュニケーションを通じ、チームワークと総合力を発揮する。
  • 明確な目標を掲げ、情熱をもって実行する。

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